Tour of Japan 2026福島氏が発足したボンシャンス ACA の選手たち飯田出身の山田拓海選手(シマノレーシング)の応援する子供たち飯田市龍江でのアマチュア大会表彰式の様子飯田での自転車教室大鹿村大西グランプリ表彰式大鹿村には大西公園という、昭和36年の災害跡が残る公園があるのですが、自転車のレースに適した環境でもあって、数年前から私もイベントで関わらせてもらっています。道が綺麗ですごくいいところなんです。今年美濃ステージが無くなると聞いて、大鹿村の方に打診したところ、「ぜひ」とお返事をいただきました。山間の峡谷にある村なので、迂回路が取りにくいなどの問題はありますが、私としてはチームタイムトライアルで登りフィニッシュという構想をしました。全開で走り続けた最後に、少なくともチームの3人は一緒に登らなければいけない。ペース配分や選手の分担など、そのあたりの難しさがレースを面白くすると思います。1回通過しただけでフィニッシュ、タイムは何分何秒でした、というのではなく、やっぱり中間計測地点で現在トップはこのチームですとか、途中経過を知りながら観たいですよね。会場の大西公園は景色も良くてここでチームプレゼンテーションもできたらいいなぁ、それにチームタイムトライアルだから見栄えのするスタート台も用意したい……なんていろいろ想像が膨みました(笑)。数年前から様々な方の協力を得て、飯田の小学校で自転車教室を開いています。この地域は道が細く、坂が多いので、親御さんが危ないからと子どもを自転車に乗せないんです。小学校でも4割くらいのお子さんが自転車に乗れない。でも、そのまま大人になるとコンプレックスになることもあるし、純粋な成功体験として自転車に乗れるようになって自分に自信を持ってもらいたいと思っています。今年は大鹿村の小学校でも実施予定です。全校生徒で20人もいない規模ですが、だからこそ訪れて子にも親にも自転車を知ってほしい。お子さんが自転車にいいイメージを持ってくれたら、地域におけるレース開催のハードルはどんどん下がるんです。20年もこの地でレースが続いていることの意味は小さくありません。山田拓海選手(シマノレーシング)なんて、すぐそこの緑中学校出身で、昨年も大きな声援を集めていました。地元の方が中心になって会場全体が盛り上がるというのが私の理想です。TOJを頂点に、その下にローカルレースや自転車教室を地域に根ざした形でどんどん増やしていければいいなと考えています。福島さんはこの地域での自転車普及にも心を砕いていらっしゃいます。今年開催される大鹿ステージも福島さんが実行委員長を務められます。6 7〉〉〉〉〉〉
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